【雑記】第40回野間文芸新人賞 乗代雄介『本物の読書家』金子薫『双子は驢馬に跨って』おめでとう、とか―2018年11月5日(月)
2018年11月5日(月)
昨夜はパスタパーティが友人のKさん宅で開催された。参加者は私を含め3人(パスタを作る人はこれなかった)であり、主に私とUさんがパスタを作った。私はもっぱらペペロンチーノを、Uさんは、シーチキンと納豆でパスタを作った。Uさんは、私とKさんから見たら料理の腕前が上等で、どのパスタも美味かった。一方の私はというと、水分が飛び過ぎて焼きそばみたいなペペロンチーノを量産するばかりであった。
まあ、しかしそれも経験である。Kさんの近況を聞いてみると、どうも環境や人生がガラリと変わってしまうことが起きたらしく、私は羨望と感動のごっちゃになった目でKさんを見ていたことだろう。Uさんは流石大人で(KさんとUさんは、私よりも3つほど年長なのである)冷静な指摘とコメントをしていた。頭が下がる。
自分で調理をするというのは、とても楽しく、3人ともとても満足してそれぞれ自宅に帰った。
いやあ、それにしてもKさんおめでとう。
帰宅後に私が何をしたのかは未だ思い出せない。朝起きたら、筋肉量が1.5kg減っていた。頑張ろう。
起床(AM7:30)
大体いつもこれ位の時間に起きるのである。
平日は朝の8時から仕事に取り掛かり、大体夕方の6時に切り上げるのがルーチンだ。この日も例に漏れることなく、8時から仕事を開始。朝の12時に一旦仕事を切り上げて昼食をとった。
ちょうど、カットキャベツの差し入れを近所のMさんからいただいたところだったので、カットキャベツと鶏肉を胡椒で炒めたものを卵でとじてごはんにかけて食べた。まあまあ、美味かった。
余暇(PM1:00)
この日は夕方から取材の仕事が入っていた(私はライターである)のでしばしの休息。近所のK大学附属図書館で読書をしていた。労働法の本を読んでいた。
仕事(PM5:00-21:30)
さて、ライターが5時間も何をするのか、疑問である。最近の私の仕事と言えば、動物園に行ったり修学旅行の子供たちの写真を撮ったりと、何だか心和む(嘘)仕事ばかりだったのだが、今回は違った。ずばり『密着!地域のショッピングモール』である。鹿児島の老舗ショッピングモールと言ったらアレであるが、もう二度と行きたくない。11月7日から北海道物産展をやるらしいので、ぜひに。
帰宅(21:30)
まあ、いろんな取材を終えて帰宅。記事を書くのも億劫だなと思いながら、半分ほど書いたところで断念。Twittterを開く。するとどうだろう、野間文芸新人賞が発表されているではないか。
乗代雄介『本物の読書家』
金子薫『双子は驢馬に跨って』
第40回野間文芸新人賞はこの2人の2作が受賞した。とても嬉しい。どちらも愛すべき作家だ。どっちかとればいいなあ、ぐらいに思っていた。
乗代氏に対しては「おいおい、そんなにリテラシー問うていいのかよ!」と思っていたし、金子氏に対しては「おいおい、そんなにインテリのお遊び感出していいのかよ!」と思っていた。
嬉しい。この2人のW受賞は非常に嬉しい。過去5年内のW受賞の内で最も嬉しいW受賞である。
Twitterから一つの発言を引用!
今年の野間新、自分の中では1、2を争うほどアツいラインナップだったうえに、金子薫さんの『双子は驢馬に跨がって』と乗代雄介さんの『本物の読書家』の同時受賞という最高の結果になってほんとうに嬉しい。評価されるべき作品にちゃんとスポットライトが当てられると自分のことのように嬉しい。 https://t.co/86LAYPv88R
— 倉本さおり (@kuramotosaori) November 5, 2018
・乗代雄介『本物の読書家』
・金子薫『双子は驢馬に跨って』
まったくである。とても嬉しい。祝い酒が足りない。
両者に関しては、また今度。
でも、本当におめでとう。乗代雄介、金子薫、共に私は、前回前々回の芥川賞の人らよりいいと思う。でもまあ、芥川取らないってのもわかる。なので、次は三島賞だああ!!