【雑記】Webライターの仕事&クラウドワークスやランサーズや、就職活動ー2018年11月6日火曜日
2018年11月6日火曜日
私は無名のWebライターだ。クラウドソーシングサービス、主にクラウドワークスとランサーズを利用して小金を稼いで酒を飲んでいる。だからなんだという話だが、これからWebライターになりたいなんて間違った考えを持っている人たちは是非、クラウドワークスとランサーズの2社を利用して成り上がってほしいと考えている。正直めちゃくちゃ辛いが、まあ、納期を守って1年くらい続けていれば、それだけで、徐々に収入は増えていくだろう。
と言っても、初心者が「俺はライターになる!」と言って仕事を辞めていきなり専業とするのは賢いやり方ではない。高知辺りから怒声が飛んできそうではあるが、まずは、空いた時間にコツコツと始めよう。時給に換算すると300円くらいだろうか。300円に達せればいいかもしれない。1年後には月収20万程になっている、かもしれない。
という訳で、クラウドワークスとランサーズ2社を簡単に説明したい。
クラウドワークスーまあ、初心者向けだよね
さて、クラウドワークスであるが、仕事が探しやすく、比較的難易度の低いものも多く、初心者でもとっつきやすいこと間違いない。仕事の検索もしやすいと、もっぱらの評判である。こんな記事もある。
それと個人的には、お客さんとのやり取りも分かりやすくスムーズに感じる。仕事の提案から金を受け取る時まで、「?」が浮かんだことはほとんどと言っていいほどない。
一般的にも、クラウドワークスはアマチュア向けと言われているが、ここで飯を十分食うことも可能だ。しかし、アカウント登録した次の日にがっぽがっぽと儲けられる訳ではないので注意が必要だ。
「自分は忍耐力がない」「あきっぽい」「天性の才能もない」「インフルエンサー腐してる」そんなあなたも1年くらいこつこつ続けていれば、まあ明るいライター生活が開けるというものだろう。
クラウドワークスに登録する人は、こちらからどうぞ。
ランサーズ―なんか使いづらくね?でもサービスバッチリだよね
ランサーズは正直、はじめは使いづらかった。私のような初心者はそうだろう。そして、使えないままに、サービスの利用をやめてしまうのだ。が、しかし、ランサーズの方がお客さんの質も高い気がする。
もちろん、こちらの能力も問われるのだが。プロとしての感覚で働けるのは、がぜんランサーズだろう。当然、お客さんによっては正当な報酬も期待できる。はじめのうちから、時給600円という高給取りになれるのである。
加えて、ランサーズはサービスの進歩が早い。健康診断もやってるらしいじゃないか。それに、ボーナスだってあったはずだ。
我々、労働者のことも考えてくれるなんて、ここは北欧かと思わずツッコミたくなる。ランサーズ、すごく先進的な企業なんだ。
ランサーズを始める方のはこちらどうぞ。
おわりにー果たしてこれは日記だったか。
まあしかし、ここまで述べてきたが、正直私は個人でのWebライターという職業を勧めない。会社に入ってもWebライターにはなれる。会社に入って幸せになれない人がいるように、独立して幸せになれない人もいるのだ。
精神的に弱ってくると、どうも影響力のある人間の言葉を鵜呑みにしてしまいがちだ。そして、そういった人間の多くは自己啓発本なんて金を儲ける為に書いているような薄っぺらい本の作者に過ぎない。そんな連中に背中を押されて独立なんてした日にはお先真っ暗だぞ。
現代の日本において、「影響力のある人間」は若者や迷える人に企業を勧める。資本家になったら勝ちだよ、と言っているのだ。競争原理の中に身を投じて琢磨しろ、と。
そうしなければ、幸福なんて掴めっこない、と企業家や資本家に言わせてしまっている状況というのももちろんある訳だが、競争して利益率を競い合うことでしか幸福を得られない世の中でいいんでしょうか。
だから皆さん、独立はくれぐれも慎重に。
路頭に迷ったら、再就職しましょう。
マイナビ と、リクナビに、とりあえず登録しておくのも、手ですよ。
それでは。
【雑記】第40回野間文芸新人賞 乗代雄介『本物の読書家』金子薫『双子は驢馬に跨って』おめでとう、とか―2018年11月5日(月)
2018年11月5日(月)
昨夜はパスタパーティが友人のKさん宅で開催された。参加者は私を含め3人(パスタを作る人はこれなかった)であり、主に私とUさんがパスタを作った。私はもっぱらペペロンチーノを、Uさんは、シーチキンと納豆でパスタを作った。Uさんは、私とKさんから見たら料理の腕前が上等で、どのパスタも美味かった。一方の私はというと、水分が飛び過ぎて焼きそばみたいなペペロンチーノを量産するばかりであった。
まあ、しかしそれも経験である。Kさんの近況を聞いてみると、どうも環境や人生がガラリと変わってしまうことが起きたらしく、私は羨望と感動のごっちゃになった目でKさんを見ていたことだろう。Uさんは流石大人で(KさんとUさんは、私よりも3つほど年長なのである)冷静な指摘とコメントをしていた。頭が下がる。
自分で調理をするというのは、とても楽しく、3人ともとても満足してそれぞれ自宅に帰った。
いやあ、それにしてもKさんおめでとう。
帰宅後に私が何をしたのかは未だ思い出せない。朝起きたら、筋肉量が1.5kg減っていた。頑張ろう。
起床(AM7:30)
大体いつもこれ位の時間に起きるのである。
平日は朝の8時から仕事に取り掛かり、大体夕方の6時に切り上げるのがルーチンだ。この日も例に漏れることなく、8時から仕事を開始。朝の12時に一旦仕事を切り上げて昼食をとった。
ちょうど、カットキャベツの差し入れを近所のMさんからいただいたところだったので、カットキャベツと鶏肉を胡椒で炒めたものを卵でとじてごはんにかけて食べた。まあまあ、美味かった。
余暇(PM1:00)
この日は夕方から取材の仕事が入っていた(私はライターである)のでしばしの休息。近所のK大学附属図書館で読書をしていた。労働法の本を読んでいた。
仕事(PM5:00-21:30)
さて、ライターが5時間も何をするのか、疑問である。最近の私の仕事と言えば、動物園に行ったり修学旅行の子供たちの写真を撮ったりと、何だか心和む(嘘)仕事ばかりだったのだが、今回は違った。ずばり『密着!地域のショッピングモール』である。鹿児島の老舗ショッピングモールと言ったらアレであるが、もう二度と行きたくない。11月7日から北海道物産展をやるらしいので、ぜひに。
帰宅(21:30)
まあ、いろんな取材を終えて帰宅。記事を書くのも億劫だなと思いながら、半分ほど書いたところで断念。Twittterを開く。するとどうだろう、野間文芸新人賞が発表されているではないか。
乗代雄介『本物の読書家』
金子薫『双子は驢馬に跨って』
第40回野間文芸新人賞はこの2人の2作が受賞した。とても嬉しい。どちらも愛すべき作家だ。どっちかとればいいなあ、ぐらいに思っていた。
乗代氏に対しては「おいおい、そんなにリテラシー問うていいのかよ!」と思っていたし、金子氏に対しては「おいおい、そんなにインテリのお遊び感出していいのかよ!」と思っていた。
嬉しい。この2人のW受賞は非常に嬉しい。過去5年内のW受賞の内で最も嬉しいW受賞である。
Twitterから一つの発言を引用!
今年の野間新、自分の中では1、2を争うほどアツいラインナップだったうえに、金子薫さんの『双子は驢馬に跨がって』と乗代雄介さんの『本物の読書家』の同時受賞という最高の結果になってほんとうに嬉しい。評価されるべき作品にちゃんとスポットライトが当てられると自分のことのように嬉しい。 https://t.co/86LAYPv88R
— 倉本さおり (@kuramotosaori) November 5, 2018
・乗代雄介『本物の読書家』
・金子薫『双子は驢馬に跨って』
まったくである。とても嬉しい。祝い酒が足りない。
両者に関しては、また今度。
でも、本当におめでとう。乗代雄介、金子薫、共に私は、前回前々回の芥川賞の人らよりいいと思う。でもまあ、芥川取らないってのもわかる。なので、次は三島賞だああ!!
【書評】保坂和志『考える練習』
はじめに
最近、保坂和志の著書を勧められることが多い。というか、保坂ファンの友人を得た。彼から最初に勧められた本が『書きあぐねている人のための小説入門』という本だった。内容に関しては、割愛するが、以降私は「お話」を書くのではなく「一文」を繋げることに邁進しているように思う。いい方向の変化だと思う。
さておき、『考える練習』である。本書は大和書房より刊行されたものであるが、同社の三浦さんが、作家の保坂和志に質問を投げかけて、保坂和志がそれに解答していく、というインタビューの形式をとる。その解答がまた、いちいちカッコ良く、また納得させられるものばかりだ。私は『この人の閾』よりも『プレーンソング』よりも先にこの本を読んだ。ファンでなくても、充分に楽しめる書となっている。
気になった箇所をピックアップしながら紹介していきたい。
※引用はすべて保坂和志『考える練習』(大和書房2013.4)による。
iphoneなんていらない
まったくである。私は会社の都合でアイフォンに変えさせられた。ガラケーで十分。もの足りる。氏は、このように語る。
(電話がすぐに繋がるような、電話一本でなんでも出来る=筆者注) 便利な世界にするのがやつらのワナなんだよ。やっぱり電話を引くために半日、一日並ばなきゃいけない、この不便さがきっと何かだったんだよ。
利便性を追求した先に何があるかというと、やはり疲弊なのである。スマホのおかげでどこでも商品を買えるが、その便利さが宅配業者を疲弊させ、24h時間営業するコンビニのおかげで深夜に食品を得ることが出来るようになったが、深夜に働く人間もいるのだ。そもそも、深夜にコンビニに足を運ぶ人間も、深夜に働かなければいけない状況にある訳で、その状況も便利さを求めた結果のように思う。それはコンビニとか宅配業者に限った話ではなく、例えば、休日に仕事が入るかもしれないとゆっくり休むことさえ出来ないサラリーマンなんかもいる。
続けて、氏は言う。
iphone持って、あれが見れるこれが見れる、レストランがすぐ見つけられる、ウィキペディアでこれが調べられるとか言ってるけど、それだけのことでしょう。その時間がラクだから、ドストエフスキーを読む時間が減るんだよ。
便利になったことで、私たちは時間を得たのか、それとも失ったのか、疑問である。結果や解答ばかりを求め、それで満足してしまう。一つの物事に対して思考する時間は減り、短絡的な結論ばかりを求める時間が増えてしまったのかもしれない。
とあるブロガーのブログに「研究書は読まなくていい」と書かれ、何故なら「結果に反映されにくい」とあったが、溜息を吐かずにいられないのは私だけではないだろう。
おわりに
上にあげた文章は当然、本書のメインではないし、そもそも『考える練習』にメインなんてあるのか。
氏は文学に対して、次のように語る。
少なくとも、文学に日々接していれば、ひとつの軸だけではものを語れないっていうことはわかる。世界を見る目がひとつだけでは世界は見えないっていうことはわかる。(中略)単一の世界像みたいなものは幻想だってことを知るのが文学に接するということだよ。
(中略)
そういう、曲者であるところの文学から人を遠ざけるっていうのは、やっぱり人を考えなくさせていくことなんだと思う。
思考するより先に行動することの価値が重んじられる現在ではあるけど、何もないところからは新しい価値は生まれないんじゃないかな。お金は生まれるけどね。
ではでは。
【雑記】鹿児島の焼酎ストリートやらセリーヌ、労働基本法時々パスタ―2018年11月4日(日)
2018年11月4日(日)
このブログは、中々更新をしない。小説や音楽、漫画の感想、ないし書評を主体としているのであるが、いかんせん私の読解&批評の能力が欠けているので、論じたい、勧めたい作品があっても書きづらいのです。最低3回は読んでから書きたい。
しかし、それだけ読んでもなかなか書けないというのが現実なので、難しい。そこで、私はこのブログで日記を書いていこうと思ったのです。日記なら、毎日更新していけるのではないか、と。その折、内容が固まったら紹介&感想記事を更新していこうと。
何より、だらだら書けるのがいい。
起床(AM7:30)
11月3日、鹿児島天文館では焼酎ストリートなるイベントが開催されていた。113もの蔵が出展し、焼酎を1杯100円で提供してくれるイベントである。5杯しか飲んでいないのだが、頭痛で目を覚ました。しかもコンタクトを付けたまま眠っていたようで、瞼が重かった。
しかし、そんな頭でもなんとか起床して台所へ向かうと、流しには皿が散乱していた。記憶は定かでないが、どうやら帰宅した後食事を摂ってから眠ったらしい。体重計に乗ると2kg増えていた。
当然、米も炊いておらず、しかし腹を空かしていた私は、一先ず味噌汁を沸かして飲んだ。二日酔いの腹にはよく染みる。
味噌汁を飲んで顔を洗おうと洗面台へ向かうと、鏡に映っていたのは黄色くむくんだ顔だった。酒は控えようと、思った。
まあしかし、焼酎ストリートは良いイベントだった。ここで、一つおすすめの焼酎を。
鹿児島は種子島、田崎酒造の鬼火。原材料は、種子島紫芋。ほんのり甘く広がりのある味わいです。
昼食・食後の運動(PM12:00)
起きて2時間も経てば、二日酔いも覚め(前日のペパリーゼの効果かも)しばし労基の勉強を行い、12時には昼食。近所のスーパーで弁当を買った。298円のチキン南蛮弁当である。これが中々美味い。
そして気になるのは体重である。体重を少しでも落とそうと、筋トレを行い、7kmほどジョギングを。期待しながら体重計に乗るも体重は69kg。さして減っていない。
落胆しながらシャワーを浴び、今度のイベントに向けたアンケートを作成、しばしの読書。
旅ってものは役に立つ、想像力を働かす。そ
のほかはすべて幻滅のくたびれ儲け。この旅
はまったくの想像の旅。強みはそこだ。
(中略)
それにだいいち誰にだってできることだ。目
を つぶりさえすれば良い。
そこはもうあちらの世界。
『夜の果てへの旅』L=F・セリーヌ(訳=高坂和彦)
言わずと知れた名作、セリーヌの『夜の果てへの旅』。好きな本の好きな箇所は誰だって何度となく読み返すに違いないのだけど、私はこの本の冒頭の一説がだいすきなのである。この文章を読んで、ブログで日記を書こうなど、誰も求めていないことをやろうと思い立ったのである。
ところで、今月はロクに本を読んでいない。こうやって、つまみ読みをするばかりだ。これじゃあ、いけない。
私が買ったのはセリーヌの作品シリーズなんだけど、重いし分厚いので文庫本を推奨したい。訳も新しい。ただ、80年代の熱気の中で読みたいという方は、単行本を是非に。
夕方(PM4:45)
さて、『夜の果てへの旅』も飛ばし飛ばし読みながら、読み終わらずに端へよけ、またまた労基の勉強。社労士になりたい訳じゃないよ。
そうこうしている内に、 時刻は現在。今日はPM6:00からパスタ・パーティがあるらしく私は浮足だっている。
何を買っていこうと、迷いながら、出かけるとしましょう。間に合うだろうか。
それでは。(PM5:22)
【音楽】Mili-異世界異次元音楽集団
はじめに―Mili
みなさん、Miliをご存知でしょうか。
知る人ぞ知る音楽集団、Mili。今回は彼らについて書いていきたいと思います。
※最新作!
音楽集団としてのMili
Miliは作曲&ギターのYamato Kasai(G)、トリリンガル(3 ヶ国語)で作詞を担当するカナダ人ボーカリストのmomocashew(モモカシュー)(Vo)、Yukihito Mitomo(B)、Shoto Yoshida(Dr)、スタイリスト兼デザインのグッズなどを担当するAmeYamaguchi(Stylist, Art Director,Designer)、MVの作画、アニメーションなどを手掛けるAo Fujimori(Illustrator, Animator)の6 名から構成される音楽制作ユニットであります。
Mili結成
Miliの結成、活動の経歴は極めて異例のものとなっています。元々はYamato Kasai が制作した楽曲をmomocashewが「歌ってみた」動画としてアップロードしていたことがきっかけとのこと。結成当時、ボーカリストを探していたYamato Kasaiはアップされた曲を聴き、momocashewの声に魅了されて声をかけたそうです。しかし、momocashewはカナダ在住のカナダ人。ここが、Miliが国境を越えた活躍をするに至った最初のポイントです。
ウェブ上でのやり取りを重ねていく中で、momocashewの日本来日が決定します。それを期に、Yamato Kasai のバンド仲間であるYukihito MitomoとShoto Yoshidaの2人が加わり、バンドの形式となる。
それに加え、Miliを視覚的に表現していくために、Ame Yamaguchi 、Ao Fujimoriの両人が加入したのであります。Miliの公式において彼らは、自らを「世界基準の音楽集団」と称していますが、「視覚」や「言語」に囚われない広範な音楽を、彼らは作り出しているのです。
以下、簡単に楽曲の紹介を。
camelia
「camelia」はMili の 3rd Album 『Millennium Mother』に収録された一曲です。You tube上にアップロードされた本曲は8カ月で185万をも超える再生回数を記録しています。コメント欄には英語や日本語はもちろん、ハングル語での掲載も目立っています。彼らの活動基準が「世界」にあることを物語っているといえるでしょう。
ピアノの美しくも儚げな旋律からはじまる本曲は、アコーディオンにヴァイオリン、コントラバス等による重奏音楽であります。その楽曲はクラシックをも彷彿とさせます。しかしそれでいながら、momocashewの”声”という楽器の奏でる旋律はポップで聴きやすく、キャッチ―なメロディに仕上がっています。クラシックをポップスに落とし込もうとする、コンポーザーYamato Kasaiの意欲がうかがえる一曲です。音楽のジャンルを横断してファンを獲得し得る名曲といえるでしょう。
楽曲のあまりのクオリティの高さに歌詞に耳のいかない人も多いと思いますが、極めてメッセージ性の高い詩的な歌詞となっています。2番の歌詞は
私は引き金を引いた
バンバン
けれど映画とは違って
拳銃は大声で鳴いた
の一節ではじまり、
殺された豚は誰も気にしないが
感じた痛みだけは消せないわ
と続く。人の心の機微を見事に捉えた一節です。
音楽から歌詞の細部に至るまで細かに制作されていることこそ、Mili人気の秘訣でしょう。
〇RTRT
「RTRT」はMiliの2nd Full Album 「Miracle Milk」に収録された一曲です。前述した「camelia」は8カ月で185万を超える再生回数を記録していますが、2016年10月に公開された「RTRT」のMVは2018年11月の段階で365万もの再生回数を記録しています。
オリエンタリズムの感じられる大陸的なサウンドに加えて、曲の背後には中国の食卓を彷彿とさせるAo Fujimoriのイラストが描かれています。「camelia」とはまた違った曲調、雰囲気を持ち合わせた一曲となっていますね。
80年代の日本テクノ音楽を想起させるシンセサイザーと4つ打ちのドラミングからはじまる本曲は、メロディの面も加えて非常にポップな曲に仕上がっています。
おわりに
今回、miliの楽曲を2曲ほど紹介しました。彼らは、2018年度のフジロックフェスタへの出演も果たしました。国境を越えた彼音楽は、世界中から集まるミュージシャンの中で、どのように聴こえたのでしょうね。
Miliの楽曲は、まさに「音楽」というジャンルに相応しい、自由で壁のない作品となっています。誰の耳にも刺さりうる、彼らの音楽を是非にも体感してもらいたいところです。
来年もまた、多くのファンを獲得していくのでしょう。
ではでは。
【創作】B-review 投稿「水の泡」
創作
B-reviewという詩の投稿掲示板に「水の泡」詩を投稿しました。
水の泡
「水の泡」はちょっとクサイ。それに、最後の一行なんか三角みづ紀氏の「私を底辺として」を間違いなく意識してる。
あと、表現がありふれてるし、言葉選びも安易だ。正直微妙な詩だと思う。でも、投稿して感想を仰ぎたかった。「俺の話を聞いてくれ」と懇願するように投稿した(というと、ちょっと大げさだけど)と言っていい。なぜか? 俺にも分からない。でも、投稿したいと思ったし何よりなんか結構スキな詩だ。
校閲も下読みもなく投稿できるのが、ネット詩のイイとこでもあって悪でもあるよね。
紹介
三角氏のデビュー詩集に収録されている「私を底辺として」を意識しているの、で。
おわりに
酒を飲むと詩をかきたくなるよね。なんでかな?
【創作】B-review 投稿 「甘噛みは妄想の産物として」
創作
9月、B-review に「甘噛みは妄想の産物として」という詩を投稿しました。
甘噛みは妄想の産物として
「甘噛みは妄想の産物として」がどのような経緯で誕生したのか、正直あまり覚えていません。まあただ、僕は太宰が好きなので、『新・ハムレット』とか『御伽草子』みたいな、いわば作中作みたいなものを書きたかったのかなと(『新・ハムレット』は冒頭だけですが)。あとは、ヴィアン大好きなので、ヴィアンをですねえ。
紹介
紹介するものも、ないのですが、とりあえずボリス・ヴィアンは読んどいたほうがいいでしょう。ヴィアンは、いいですよ。ということで、一作
・『ぼくはくたばりたくない』
おわりに
既存の作品や価値観と争うことを忘れた言葉に果たしてどれほどの価値があるのでしょうか。